汗っかきにとって夏の通勤は毎朝の戦いです。ただ、これは根性でどうにかするものではなく、設計でどうにかするもの。ポイントは「体温を上げない」「上がったら早く戻す」「服に残さない」の3つです。
原則1: 体温を上げない移動
- 家を出る直前までエアコンの部屋にいる。出発前に体温を上げない
- 歩く速度を2割落とす。数分の遅れより、到着後20分汗が引かない方が損です
- 日陰側の道を選ぶ。同じ距離でも直射日光の有無で発汗量は大きく変わります
- 可能なら始発駅から座る・一本見送って先頭で乗るなど、車内で密着しないポジション取りを
原則2: 上がった体温を早く戻す
かいた汗を拭くより、体温を下げて発汗を止める方が先です。
- 首元(太い血管が通る場所)を冷やすのが最も効率的。冷感タオルやアイスリングの出番です
- オフィスに着いたら、まずトイレや給湯室で手首から肘まで水で冷やすのも即効性があります
- 拭くのはそのあと。順番を逆にすると「拭いても拭いても出てくる」状態になります
原則3: 服に残さない
- 駅に着いてから羽織る運用: ジャケットやシャツは手に持って歩き、電車や会社で着る
- 替えインナー: 会社に1枚置いておくだけで、失敗した日の保険になります
- 汗染み対策の色選びは汗染みが目立たない服の色図鑑にまとめました
通勤カバンの最小装備
- タオルハンカチ2枚(1枚は必ず乾いた状態を維持)
- 冷感ボディシート
- 替えインナー(または会社に常備)
- 小型の扇風機か扇子
「汗をかいてから拭く」から「かく前に冷やす」へ。発想を変えるだけで、夏の通勤はかなり変わります。